秋のクローゼットを整理する、シンプルな考え方
「クローゼットに服はあるのに、着るものがない」という感覚は、服の量の問題ではないことが多いです。スタイリング相談でよく聞く悩みのひとつで、話を聞いていくと、好みが変わったのに服が追いついていないケースがほとんどです。
まず「着ていない服」を把握する
クローゼットを開けて、去年の秋冬に一度も着なかった服を取り出してみてください。「いつか着るかも」と思っているものが、実際には三年以上着ていないことはよくあります。着ていない理由を考えると、サイズが合わなくなった、色が好みでなくなった、合わせる服がないの三つに大体まとまります。
取り出した服を処分するかどうかは、すぐに決めなくていいです。まず「今の自分が着たいかどうか」だけを基準に分けてみてください。
秋冬に本当に必要なアイテムを考える
秋冬のベースになるのは、ニット一枚、パンツかスカート一枚、アウター一枚の三点です。この三点が自分の生活スタイルに合っていれば、他のものはなくても困りません。逆に言えば、この三点が揃っていない状態でトップスだけ増やしても、「着るものがない」感覚は解消されません。
新しく服を買うときは、「今持っているものと合わせられるか」を先に考えてみてください。単体で気に入っても、合わせる服がなければ着る機会が減ります。
素材で選ぶと長持ちする
同じ価格帯でも、素材によって着られる年数が大きく変わります。ポリエステル混の服は洗いやすい反面、数年で風合いが落ちることが多い。ウールやリネン、コットンなどの天然素材は、適切にケアすれば五年以上着られることも珍しくありません。
「高い服を買う」ということではなく、「素材を確認してから買う」という習慣が、長い目で見ると服への出費を抑えることにつながります。今季の入荷アイテムも、素材と縫製を最初に確認してから選んでいます。
クローゼットの整理に行き詰まったら、スタイリング相談を使ってみてください。一緒に考えます。